被害者が身につけていたスイス製の腕時計から、容疑者を絞り込んでいく表題作を中心とした短編集。ほかに「あるYの悲劇」「女彫刻家の首」などを収める。手がかりの数が限られた状況で、消去法をどこまで押し進められるかを見せる一編として、シリーズのなかでも特に評価の高い作品となっている。国名シリーズ第七作にあたる一冊。
2003年5月講談社ノベルス刊、2006年5月講談社文庫。2010年に高野宮子の作画で漫画化。2026年4月にHuluで実写化されているが、著者記事の記載は1話完結ドラマ企画のためmediaMixのdramaはfalseのままとした。著者記事と楽天ブックスの書誌で確認した。
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