臨床犯罪学者の火村英生とミステリ作家の有栖川有栖が挑む短編集。大勢の目の前で供された紅茶に毒が入っていた表題作をはじめ、動物園に残された奇怪な暗号を扱う「動物園の暗号」、姿を消した殺人犯を追う一編などを収める。手がかりの提示と推理の筋道を丁寧に見せる作りで、以後長く続くことになる国名を冠したシリーズの、第一作にあたる一冊である。
1994年7月講談社ノベルス刊、1997年7月講談社文庫。著者記事の著作一覧と楽天ブックスの書誌・内容紹介で確認した。国名シリーズ第1作。
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