救援物資の横流し、麻薬の密輸から殺人事件まで、神の名のもとに行われた恐るべき犯罪の数々。外国航空会社のスチュワーデスが遺体で見つかり、捜査線上には来日していた外国人神父が浮かぶ。だが日本の国際的な立場の弱さゆえに、警視庁は事件の核心に迫りながらキリスト教団の閉鎖的権威主義に屈せざるを得なかった。実際の事件に強い怒りを抱いた著者の問題作。
『週刊コウロン』1959年11月3日号〜1960年10月25日号連載、1961年11月中央公論社刊。1959年3月のBOACスチュワーデス殺人事件をもとにした作品であることをWikipedia日本語版で確認した。publisherは現在の社名である中央公論新社で登録している。
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