高速道路の多重衝突事故を捉えた一枚の報道写真が、大きな賞を受ける。あまりに決定的なその構図に、事故で兄を失った男が疑いを抱いた。シャッターチャンスは本当に偶然だったのか。偶然の一瞬を撮ったとされる写真をめぐって、報道の在り方そのものが問われていく。ほかに、選挙資金の持ち逃げと小豆相場を絡めたサスペンス「告訴せず」を併録する。
『週刊文春』1980年3月20日号〜1981年2月26日号連載、1981年7月文藝春秋刊。Wikipedia日本語版で確認した。
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