一ケ原高顕が亡くなった。妻子のない高顕の莫大な遺産をめぐり、一族が「回廊亭」に集まる。回廊亭は、半年前に心中事件が起こって火事が発生した、いわくつきの旅館だった。誰もが遺産を狙うなか、そこには相続関係にない菊代という老婆の姿がある。彼女の目的は、心中事件の真相を明らかにすること、そして真犯人を殺すことだった。
1991年に光文社〈カッパ・ノベルス〉より『回廊亭の殺人』として刊行され、1994年の光文社文庫版で『回廊亭殺人事件』に改題(2020年新装版)。作品単独のWikipedia記事はないため著者記事の著作一覧で確認した。
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