十字屋敷の主人・頼子がバルコニーから転落死して四十九日。一族が法要に集った夜、次の当主とその秘書が刺殺される。外部の者の犯行なのか、それとも一族の誰かなのか。屋敷に置かれた一体のピエロ人形の視点が随所に挟まれ、それぞれの思惑が読者にだけ示されていく。精緻でフェアな謎解きを組み上げた、一冊完結の長編。
1989年、講談社ノベルスより刊行(1992年講談社文庫、2024年新装版)。作品単独のWikipedia記事はないため著者記事の著作一覧で確認した。
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