蒼白い霧の峠を越えると、湖上の小島に建つ漆黒の館に辿り着く。忌まわしい影に包まれた浦登家の人々が住まう「暗黒館」。当主の息子・玄児に招かれた大学生の中也は、十角塔からの墜落者、座敷牢、美しい異形の双子、そして奇怪な宴と、数々の謎めいた出来事に次々と遭遇していく。総原稿二千五百枚に及ぶ、シリーズ最長の巨編。
2004年9月、講談社ノベルスより上下巻で刊行(2007年講談社文庫全4巻)。館シリーズ第7作でシリーズ最長。第5回本格ミステリ大賞(小説部門)の候補作(候補は登録しない方針のため未登録)。各種ランキング上位に入っているが著者記事の記載ではランキング名との対応を確定できなかったため受賞歴には登録していない。 『このミステリーがすごい!』のランキングはWikipedia日本語版「このミステリーがすごい!」の各年のランキング一覧で確認(2026-08-07照会)。
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