開口部を完璧に閉ざされたダッソー家で、厳重に施錠され監視下にあった部屋から滞在客の死体が発見される。現場に遺されていたナチス親衛隊の短剣を追ううちに、三十年前の三重密室殺人事件が浮かび上がってきた。現象学的本質直観によって密室ばかりか、その背後にある「死の哲学」の謎までも解き明かしていく矢吹駆シリーズの大作。
『EQ』1991年3月号〜9月号連載、加筆改稿のうえ1992年8月に光文社より刊行。発表年は連載開始年の1991年を採った。1992年『週刊文春ミステリーベスト10』国内部門2位、『このミステリーがすごい!』'93年版国内編3位。以上をWikipedia日本語版で確認。 『このミステリーがすごい!』のランキングはWikipedia日本語版「このミステリーがすごい!」の各年のランキング一覧で確認(2026-08-07照会)。
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