画家の死をきっかけに、関係者のあいだで事件が連続して起こる。遺された絵と、その場に居合わせた人々の証言。星影龍三は現場の細部から一つずつ論理を組み立て、誰にどこまでのことが可能だったのかを詰めていく。派手な趣向に頼らず、手がかりの提示と解決の手順を丁寧に見せる、作者の本格志向がよく表れた長編である。
書誌(光文社、2007年、ISBN 9784334742027)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「鮎川哲也 著」による。初刊年1979年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。
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