一九三六年、画家・梅沢平吉は星座と錬金術に取り憑かれた手記を残し、密室で死体となって見つかる。その後、彼をめぐる六人の若い女性が相次いで姿を消し、遺体は部位を切り取られた状態で日本各地から発見された。四十年以上ものあいだ誰にも解かれなかったこの事件に、占星術師の御手洗潔と友人の石岡和己が挑む。作中には読者への挑戦状が置かれ、新本格の呼び水となった島田荘司のデビュー作。
1981年12月、講談社刊。第26回江戸川乱歩賞の最終候補作(落選)であり、候補は受賞歴として登録しない方針のため未登録。著者自身が本作の映像化を望んでおらず、御手洗潔シリーズの映像化からも除外されていることをWikipedia日本語版で確認したため、メディアミックスはすべてfalseとした。
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