人間は空を飛べるはずだ、と日頃主張していた幻想画家が、四階にあるアトリエから奇声とともに姿を消した。そして四日目、彼は地上二十メートルの電線上で死体となっていた。しかも黒い背広姿で両腕を大きく拡げ、まさに空飛ぶポーズで。画家にいったい何が起きたのか。突拍子もない状況にこそ理屈をつけてみせる、御手洗潔が躍動する短編集。
1990年7月講談社刊、1993年7月講談社文庫。著者記事の著作一覧と楽天ブックスの内容紹介で確認した。
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