北海道の岬に、わざと傾けて建てられた西洋館がある。当主が招いた客たちが年末に集うなか、施錠された部屋で殺人が起きる。雪に閉ざされた館では不可能としか思えない状況が重なり、警察の捜査は行き詰まる。呼ばれた御手洗潔が向き合うのは、事件そのものよりも、この建物が傾いているという事実のほうだった。御手洗シリーズの第二長編。
1982年発表、御手洗潔シリーズ第2作。光文社(カッパ・ノベルス)刊。前作同様「読者への挑戦状」を挿入。『週刊文春』の「東西ミステリーベスト100」国内編で1985年版42位・2012年版21位に入っているが、賞の受賞ではないため受賞歴には登録していない。以上をWikipedia日本語版で確認。
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