現実宇宙の解像度が上がり、人類がこちら側へ退転してからしばらく経った世界。宇宙的な規模で繰り広げられる追跡劇と、地上で起きる連続殺人の捜査が、同じ紙の上で並走していく。語りの層がいくつも重なり、どこまでが物語の内側でどこからが外側なのか分からなくなっていく。その構造そのものが読みどころであり、著者の作風がもっとも極端に出た長編である。

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構造素子
構造素子
樋口恭介 / 早川書房 / 2017年
ハヤカワSFコンテスト 第5回大賞
Self-Reference ENGINE
Self-Reference ENGINE
円城塔 / 早川書房 / 2007年
「SFが読みたい!」ベストSF ベストSF2007 国内篇 第2位フィリップ・K・ディック賞 特別賞(英訳版)
エイダ
エイダ
山田正紀 / 早川書房 / 1994年
「SFが読みたい!」ベストSF ベストSF1994 国内篇 第1位
アッチェレランド
アッチェレランド
チャールズ・ストロス(訳: 酒井昭伸) / 早川書房 / 2005年 / 海外
ローカス賞 SF長編部門受賞「SFが読みたい!」ベストSF ベストSF2009 海外篇 第2位
SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと
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チャールズ・ユウ(訳: 円城塔) / 早川書房 / 2010年 / 海外
「SFが読みたい!」ベストSF ベストSF2014 海外篇 第6位
鏡の国のアリス
鏡の国のアリス
広瀬正 / 河出書房新社 / 1972年
星雲賞 日本長編部門受賞
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候補は日本語版Wikipedia「SFが読みたい!」の各年ベスト10から機械抽出した。同誌の◯年版は前年刊行分のランキングのため、受賞歴は対象年で「ベストSF◯◯◯◯」と表記した。書誌(読み・版元・刊行年)は国立国会図書館サーチと楽天ブックスで確認した。あらすじは楽天ブックス/楽天Koboの紹介文を下敷きに独自要約した。 あらすじは独自要約(コピペなし、結末の仕掛けには触れていない)。

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