現実宇宙の解像度が上がり、人類がこちら側へ退転してからしばらく経った世界。宇宙的な規模で繰り広げられる追跡劇と、地上で起きる連続殺人の捜査が、同じ紙の上で並走していく。語りの層がいくつも重なり、どこまでが物語の内側でどこからが外側なのか分からなくなっていく。その構造そのものが読みどころであり、著者の作風がもっとも極端に出た長編である。
候補は日本語版Wikipedia「SFが読みたい!」の各年ベスト10から機械抽出した。同誌の◯年版は前年刊行分のランキングのため、受賞歴は対象年で「ベストSF◯◯◯◯」と表記した。書誌(読み・版元・刊行年)は国立国会図書館サーチと楽天ブックスで確認した。あらすじは楽天ブックス/楽天Koboの紹介文を下敷きに独自要約した。 あらすじは独自要約(コピペなし、結末の仕掛けには触れていない)。
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