早川書房 / 2007年
彼女のこめかみには弾丸が埋まっていて、我が家に伝わる箱は毎年一度どこかの方向へ倒される。老教授の最終講義は鯰文書の謎を解き明かし、床下からは大量のフロイトが出土する。時間が反乱を起こしたあとの世界を、断章の連なりとして描いたデビュー作である。数学と物理の語彙を小説の材料として使い切った一冊である。
候補は日本語版Wikipedia「フィリップ・K・ディック賞」の受賞作一覧から機械抽出した。同賞は公式サイトが刊行年で一覧しており授賞はその翌年であるため、受賞年は刊行年に1を足した。書誌(読み・初刊版元・邦訳初刊年・訳者)は国立国会図書館サーチと楽天ブックスで確認し、原著発表年は英語版Wikipediaで確認した。あらすじは楽天ブックス/楽天Koboの紹介文を下敷きに独自要約した。英訳版(Terry Gallagher訳)が2014年のフィリップ・K・ディック賞特別賞を受けた。 あらすじは独自要約(コピペなし、結末の仕掛けには触れていない)。
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