美容整形外科医のもとを、木崎浩一と名乗る青年が訪ねてくる。自分の身体を女性のものにできないか、という奇妙な相談だった。理由を問うと木崎は、自分はこの世界と左右が逆転した世界から来たのだと語りはじめる。鏡像という一点の着想を論理的に押し進めた、著者の遺作にあたる長編。反転した世界の物理と社会をどこまで詰め切れるかに賭けた、論理の小説でもある。
候補は日本語版Wikipedia「星雲賞」日本長編部門の受賞作一覧から採り、書誌(読み・初刊版元・初出年)は国立国会図書館サーチで確認した。刊行年はNDLの最古書誌に拠る。あらすじは日本語版Wikipediaの当該記事を下敷きに独自要約した。刊行年は日本語版Wikipediaの「1972年6月に河出書房新社より書き下ろしで発刊」の記述を採り、NDLにある1970年の同名書誌は採らなかった。 あらすじは独自要約(コピペなし、結末の仕掛けには触れていない)。
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