文学部の女子大生である「私」が出会う、身のまわりのささやかな謎。なぜ大量の茶碗蒸しが注文されたのか、なぜ幼稚園の木馬が夜のあいだに移動したのか。答えを静かに示してくれるのは、落語家の春桜亭円紫である。日常にひそむ小さな不可思議のなかに、人生の輝きや哀しみが隠れていることを教えてくれる、北村薫のデビュー作。
1989年3月、東京創元社〈鮎川哲也と十三の謎〉の1冊として刊行された、覆面作家時代のデビュー作(1994年創元推理文庫)。作品単独のWikipedia記事はないため著者記事の著作一覧で確認した。 『このミステリーがすごい!』のランキングはWikipedia日本語版「このミステリーがすごい!」の各年のランキング一覧で確認(2026-08-07照会)。
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