西南戦争で発行された軍票「西郷札」をめぐって動く、人間の欲望を描いた表題作を収める初期短編集である。歴史上の事実を下敷きにしながら、そこに人の思惑を絡めていく手つきは、後の作品群にそのまま引き継がれていくことになる。著者が世に出るきっかけとなったデビュー作を含んでおり、その出発点を知ることのできる一冊。
書誌(光文社、2008年、ISBN 9784334744762)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「松本清張 著」による。初刊年1955年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。
当サイトは Amazon.co.jp アソシエイトおよび楽天アフィリエイトのプログラム参加者です。作品ページの購入リンクから商品が購入された場合、当サイトが紹介料を受け取ることがあります。