脳の病を患い、ほとんどすべての記憶を失いつつある母・千鶴。彼女に残されたのは、幼い頃に経験したというすさまじい恐怖の記憶だけだった。母が繰り返し口にする断片的な言葉は、いったい何を指しているのか。死に瀕した彼女を今なお苦しめる「最後の記憶」の正体を、息子が探っていく。館ものとは異なる著者のもう一つの持ち味が出た長編である。
書誌(角川書店、2007年、ISBN 9784043855018)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「綾辻行人 [著]」による。初刊年2002年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。
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