妻と喧嘩し、街をさまよっていた男は、奇妙な帽子をかぶった見ず知らずの女に出会う。彼はその女を誘って食事をし、ショーを観てから別れた。帰宅した彼を待っていたのは、絞殺された妻の死体と刑事たちだった。無実を示せるのはあの晩の女だけ。だが、彼女を見たはずの人々は誰一人その存在を認めない。処刑までの日数が刻まれていく不朽の名作。
原題 Phantom Lady、1942年にウィリアム・アイリッシュ名義で刊行された、同名義最初の長編。邦訳は早川書房の黒原敏行訳〔新訳版〕(2015年)を採用し、訳者・出版社・刊行年は楽天ブックスの書誌情報で確認した。1944年映画化。 『このミステリーがすごい!』のランキングはWikipedia日本語版「このミステリーがすごい!」の各年のランキング一覧で確認(2026-08-07照会)。
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