十六年前の幼女殺害事件と酷似した事件が発生する。かつて刑事として捜査にあたった神場は、定年まで勤め上げて退職した身でありながら、妻とともに歩く四国遍路の道中でこの報を知る。当時の自分の判断は正しかったのか。消せない罪悪感を抱えながら、彼は現在の事件を追い始めた。元警察官の魂の彷徨を、静かな筆致で描く長編。
2016年10月集英社刊、2019年4月集英社文庫。著者記事の著作一覧で確認した。
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