地方都市の警察署を舞台に、そこに勤める警察官たちの葛藤を描いた七編を収める短編集である。捜査そのものよりも、組織のなかで少しずつ身動きが取れなくなっていく個人のほうに焦点が当てられている。上司との関係、家族との距離、そして自分が選ばなかった道。抑えた筆致のなかに、働く者の実感が濃く込められた一冊といえる。
書誌(新潮社、2007年、ISBN 9784101316710)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「横山秀夫 著」による。初刊年2002年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。
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