悪魔と取引を交わした歴史学者が、自らの望みどおり十七世紀のイングランドへと渡っていく。これから起きるはずの殺人を、彼はあらかじめ知っている。だから防げるはずだ。しかし過去は、彼の思うようには少しも動いてくれない。時代小説としての風俗描写と本格ミステリの仕掛けを掛け合わせた、作者自身が強い愛着を語った意欲作である。

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キッド・ピストルズの妄想
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書誌(早川書房、1981年)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「ジョン・ディクスン・カー 著,吉田誠一 訳」による。初刊年1965年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。

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