他人になりすまして遺産を得ようとした男が、思わぬ罠に絡め取られていく。自分は演じ切れているのか、それともすでに見抜かれているのか。緊張は最後まで解けることがない。本文の随所には読者へ向けた注釈が挿入され、「ここで君はこう考えたはずだが、それは違う」と念を押してくる。その趣向で知られる、異色のサスペンス長編である。
書誌(早川書房、1981年)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「ジョン・ディクスン・カー 著,青木 雄造 訳」による。初刊年1958年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。
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