探偵の権限が著しく強く、警察よりも探偵が優先されるという英国。そんな設定のもとで、パンク探偵キッド・ピストルズが事件に挑んでいく。事件はいずれもマザー・グースの歌詞をなぞるような見立てを伴っているのだ。なぜそんな面倒な形が選ばれるのか。異世界めいた設定を保ちながら、推理そのものは徹底して論理的に進んでいく。著者らしい趣向を凝らした事件簿である。

この作品が好きなら

キッド・ピストルズの冒涜
キッド・ピストルズの冒涜
山口雅也 / 東京創元社 / 1993年
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 1993年版 国内編 第8位
第八の日
第八の日
エラリー・クイーン(訳: 青田勝) / 早川書房 / 1964年 / 海外
探偵: エラリー・クイーン(探偵)
ビロードの悪魔
ビロードの悪魔
ジョン・ディクスン・カー(訳: 吉田誠一) / 早川書房 / 1951年 / 海外
アリスの国の殺人
アリスの国の殺人
辻真先 / 大和書房 / 1981年
日本推理作家協会賞 長編賞
ジグβは神ですか
ジグβは神ですか
森博嗣 / 講談社 / 2012年
神の光
神の光
北山猛邦 / 東京創元社 / 2025年
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2026年版 国内編 第7位
この作品からもっと探す →

書名・著者・出版社・刊行年は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の書誌で、受賞歴はWikipedia日本語版「このミステリーがすごい!」の受賞作一覧で確認(2026-08-07照会)。あらすじは版元の紹介文およびWikipedia記事を参考にした独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。

当サイトは Amazon.co.jp アソシエイトおよび楽天アフィリエイトのプログラム参加者です。作品ページの購入リンクから商品が購入された場合、当サイトが紹介料を受け取ることがあります。