真実の愛を証明できる物体〈回樹〉をめぐる、ありふれた愛の顛末を描く表題作。ほかに、誰も思いつけない発想と、誰にでも思いあたる感情とを組み合わせた六編を収める。極端な設定を一つ持ち込んだうえで、そこに置かれた人間の情だけを冷静に書き切っていく。愛という言葉が指すものの範囲を、少しずつずらしながら確かめていく作品集である。

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どこかの事件
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星新一 / 新潮社 / 1977年
100文字SF
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北野勇作 / 早川書房 / 2020年
波の手紙が響くとき
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オキシタケヒコ / 早川書房 / 2015年
「SFが読みたい!」ベストSF ベストSF2015 国内篇 第8位
脳髄工場
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小林泰三 / KADOKAWA / 2006年
玩具修理者
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小林泰三 / KADOKAWA / 1996年
ドノヴァンの脳髄
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カート・シオドマク(訳: 中田耕治) / 早川書房 / 1943年 / 海外 / 映画化
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候補は日本語版Wikipedia「SFが読みたい!」の各年ベスト10から機械抽出した。同誌の◯年版は前年刊行分のランキングのため、受賞歴は対象年で「ベストSF◯◯◯◯」と表記した。書誌(読み・版元・刊行年)は国立国会図書館サーチと楽天ブックスで確認した。あらすじは楽天ブックス/楽天Koboの紹介文を下敷きに独自要約した。 あらすじは独自要約(コピペなし、結末の仕掛けには触れていない)。

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