一九四三年、魔都と呼ばれた上海。ひとりの科学者の絶望から、治療法のない細菌兵器が生まれた。その論文は分割され、英仏独米日の大使館に届けられる。手を取り合わなければ人類に待つのは破滅である。各国の思惑が交錯するなか、日本の細菌学者たちは論文の全容を突き止めようとする。世界大戦のさなかに突きつけられた究極の選択を描き、直木賞候補にもなった長編である。
候補は日本語版Wikipedia「SFが読みたい!」の各年ベスト10から機械抽出した。同誌の◯年版は前年刊行分のランキングのため、受賞歴は対象年で「ベストSF◯◯◯◯」と表記した。書誌(読み・版元・刊行年)は国立国会図書館サーチと楽天ブックスで確認した。あらすじは楽天ブックス/楽天Koboの紹介文を下敷きに独自要約した。 あらすじは独自要約(コピペなし、結末の仕掛けには触れていない)。
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