極限の選択を迫られる状況ばかりを描いた、著者の作品集である。表題作は毒殺を扱い、著者自身が「ここまで強いテンションを維持した作品は書いたことがありません」と断言する一編。ほかに、パンデミックが起きたときあらわになる人間の本性を描いたSF「赤い雨」、本格デビュー前に書かれた貴重な「夜の記憶」などを収める。引き出しの広さがよく表れた一冊。
書誌(文藝春秋、2022年、ISBN 9784167919559)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「貴志祐介 著」による。初刊年2020年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。
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