亡き両親が残したビデオを見た智子は、かつて自分に特殊な力があったことを知る(「朽ちてゆくまで」)。念じただけで人や物を発火させる能力を持つ淳子は、妹を惨殺された過去を持つ男に報復の協力を申し出る(「燔祭」)。他人の心が読める刑事の貴子は、試練に直面して刑事としての資質を疑ってゆく(表題作)。特別であることが幸福とは限らない現実を描く三編。
1995年9月光文社カッパ・ノベルス刊。2000年4月の光文社文庫化にあたり『鳩笛草―燔祭/朽ちてゆくまで』に改題され、2011年7月に光文社文庫プレミアム。収録作は「鳩笛草」「燔祭」「朽ちてゆくまで」の3編で、「燔祭」は本DB登録済みの『クロスファイア』の前日譚にあたる。著者記事の著作一覧と楽天ブックスの内容紹介で確認した。
当サイトは Amazon.co.jp アソシエイトおよび楽天アフィリエイトのプログラム参加者です。作品ページの購入リンクから商品が購入された場合、当サイトが紹介料を受け取ることがあります。