幽霊になりきれない存在をめぐって、可笑しさと哀しさの入り混じった物語が展開されていく。この世に未練を残した者たちの姿は滑稽でありながら、どこか胸を打つところがある。軽やかな筆致と会話の巧みさという、初期の著者らしい持ち味がよく表れた一作であり、後年の膨大な作品群の出発点を知ることのできる作品でもある。
書誌(文藝春秋、2017年、ISBN 9784167909086)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「赤川次郎著」による。初刊年1978年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。
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