半年がかりの長編の見本を見るために出版社へ出向いた推理作家・有栖川有栖は、同業者の赤星と出会い、話に花を咲かせる。だが彼は「海のある奈良へ」と言い残して去り、ほどなく福井の古都・小浜で死体となって発見された。海のある奈良とはどこを指していたのか。故人が遺したその言葉の意味をたどりながら、火村と有栖が旅先の事件に踏み込んでいく長編。
1995年3月双葉社刊、1998年5月角川文庫、2000年5月双葉文庫。著者記事の著作一覧と楽天ブックスの書誌・内容紹介で確認した。作品単独のWikipedia記事はない。
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