怪我で入院し、退屈しきったグラント警部は、見舞いに持ち込まれた肖像画に目を留める。悪名高いリチャード三世の顔が、どうしても犯罪者のそれには見えないのだ。警部はベッドの上から資料を取り寄せ、四百年以上前に王が犯したとされる「犯罪」を調べ直しはじめる。歴史上の出来事を推理の対象に据えた、安楽椅子探偵ものの代表作。
原題 The Daughter of Time、1951年発表。歴史ミステリおよびベッド・ディテクティヴものの代表作とされる。邦訳権は早川書房が所有し、1954年村崎敏郎訳、1975年小泉喜美子訳、1977年に小泉訳のハヤカワ・ミステリ文庫版が刊行された。本DBでは小泉喜美子訳(1977年文庫版)を採用した。以上をWikipedia日本語版と楽天ブックスの書誌情報で確認。
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