十八世紀のヨーロッパを舞台に、身分と血統をめぐる争いが繰り広げられていく。剣が物を言う時代でありながら、その裏では緻密な策謀が進んでいるのだ。誰が本物で、誰が名を騙っているのか。当時の風俗や制度を丹念に描き込みながら、本格ミステリとしての骨格をきちんと保っている。歴史小説と謎解きを結び付けた、意欲的な長編である。

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火蛾
火蛾
古泉迦十 / 講談社 / 2000年
メフィスト賞 第17回受賞
開かせていただき光栄です ―DILATED TO MEET YOU―
開かせていただき光栄です ―DILATED TO MEET YOU―
皆川博子 / 早川書房 / 2011年
本格ミステリ大賞 受賞
カラマーゾフの妹
カラマーゾフの妹
高野史緒 / 講談社 / 2012年
江戸川乱歩賞 第58回受賞『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2013年版 国内編 第7位
紅楼夢の殺人
紅楼夢の殺人
芦辺拓 / 文藝春秋 / 2004年
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2005年版 国内編 第10位本格ミステリ大賞 受賞
琅邪の鬼
琅邪の鬼
丸山天寿 / 講談社 / 2010年
メフィスト賞 第44回受賞
写本室の迷宮
写本室の迷宮
後藤均 / 東京創元社 / 2002年
鮎川哲也賞 受賞
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書名・著者・出版社・刊行年は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の書誌で、受賞歴はWikipedia日本語版「日本推理作家協会賞」の受賞作一覧で確認(2026-08-07照会)。あらすじは版元の紹介文およびWikipedia記事を参考にした独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。あらすじの典拠が見つからなかったため、内容の記述は書誌事項から確認できる範囲にとどめている。

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