日本と縁の深い作家の周辺で起きた事件を、エラリーが追っていく。閉ざされた部屋という状況の扱い方や、真相をどのように提示するかという点に、それまでの国名シリーズからの変化がはっきり見て取れる。証拠の解釈が一つに定まらないという問題意識が芽生えており、後期の作風へつながる要素を含んだ一作といえる長編である。
この作品が好きなら
帝王死す
帝王死す
エラリー・クイーン(訳: 大庭忠男) / 早川書房 / 1952年 / 海外
探偵: エラリー・クイーン(探偵)
帽子から飛び出した死
帽子から飛び出した死
クレイトン・ロースン(訳: 中村能三) / 早川書房 / 1938年 / 海外
死時計
死時計
ジョン・ディクスン・カー(訳: 吉田誠一) / 東京創元社 / 1935年 / 海外
探偵: ギデオン・フェル
爬虫類館の殺人
爬虫類館の殺人
ジョン・ディクスン・カー(訳: 白須清美) / 東京創元社 / 1944年 / 海外
探偵: ヘンリ・メリヴェール卿
孔雀の羽根
孔雀の羽根
ジョン・ディクスン・カー(訳: 厚木淳) / 東京創元社 / 1937年 / 海外
探偵: ヘンリ・メリヴェール卿
赤後家の殺人
赤後家の殺人
ジョン・ディクスン・カー(訳: 高沢治) / 東京創元社 / 1935年 / 海外
探偵: ヘンリ・メリヴェール卿
この作品からもっと探す →書誌(東京創元社、1983年)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「エラリー・クイーン 著」による。初刊年1958年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。
当サイトは Amazon.co.jp アソシエイトおよび楽天アフィリエイトのプログラム参加者です。作品ページの購入リンクから商品が購入された場合、当サイトが紹介料を受け取ることがあります。