古い写本を保管する部屋を舞台に、不可解な出来事が続いていく。書物そのものが手がかりとなり、そこに記された文字の来歴をたどることが推理の作業となるのだ。誰がいつ、どのような意図で書き加えたのか。文献学の知識を土台に置きながら、迷宮のような構成が組み上げられていく。書物への愛着に貫かれた、本格ミステリの一作である。

この作品が好きなら

火蛾
火蛾
古泉迦十 / 講談社 / 2000年
メフィスト賞 第17回受賞
開かせていただき光栄です ―DILATED TO MEET YOU―
開かせていただき光栄です ―DILATED TO MEET YOU―
皆川博子 / 早川書房 / 2011年
本格ミステリ大賞 受賞
カラマーゾフの妹
カラマーゾフの妹
高野史緒 / 講談社 / 2012年
江戸川乱歩賞 第58回受賞『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2013年版 国内編 第7位
剣と薔薇の夏
剣と薔薇の夏
戸松淳矩 / 東京創元社 / 2004年
日本推理作家協会賞 長編及び連作短編集部門
紅楼夢の殺人
紅楼夢の殺人
芦辺拓 / 文藝春秋 / 2004年
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2005年版 国内編 第10位本格ミステリ大賞 受賞
琅邪の鬼
琅邪の鬼
丸山天寿 / 講談社 / 2010年
メフィスト賞 第44回受賞
この作品からもっと探す →

書名・著者・出版社・刊行年は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の書誌で、受賞歴はWikipedia日本語版「松本清張賞」の受賞作一覧で確認(2026-08-07照会)。あらすじは版元の紹介文およびWikipedia記事を参考にした独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。あらすじの典拠が見つからなかったため、内容の記述は書誌事項から確認できる範囲にとどめている。

当サイトは Amazon.co.jp アソシエイトおよび楽天アフィリエイトのプログラム参加者です。作品ページの購入リンクから商品が購入された場合、当サイトが紹介料を受け取ることがあります。