古い写本を保管する部屋を舞台に、不可解な出来事が続いていく。書物そのものが手がかりとなり、そこに記された文字の来歴をたどることが推理の作業となるのだ。誰がいつ、どのような意図で書き加えたのか。文献学の知識を土台に置きながら、迷宮のような構成が組み上げられていく。書物への愛着に貫かれた、本格ミステリの一作である。
書名・著者・出版社・刊行年は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の書誌で、受賞歴はWikipedia日本語版「松本清張賞」の受賞作一覧で確認(2026-08-07照会)。あらすじは版元の紹介文およびWikipedia記事を参考にした独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。あらすじの典拠が見つからなかったため、内容の記述は書誌事項から確認できる範囲にとどめている。
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