十七歳のおちかは、実家で起きたある事件をきっかけに心を閉ざした。今は江戸で袋物屋・三島屋を営む叔父夫婦のもとで暮らしている。そこで始まったのは、客がひとりずつ訪れて自らの体験した怪異を語り、聞き手はそれを他言しないという「変わり百物語」だった。語られる話の裏には、いつも人の業がある。三島屋を訪れる人々の不思議話が、おちかの心を溶かし始める。
2008年7月角川書店刊、2012年4月角川文庫。著者記事の著作一覧で確認した。著者記事のランキング一覧に「2009年 - 『おそろし』5位」の記載があるが、どのランキングかが特定できないため受賞歴には登録していない。
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