妖怪研究家の多々良勝五郎とその同行者が、各地に残る言い伝えを訪ね歩く連作短編集。岸涯小僧、泥田坊、手の目、古庫裏婆。土地に伝わる妖怪の名を手がかりに現地へ赴くたび、二人はその土地でいままさに起きている現実の出来事へ行き当たってしまう。妖怪の由来を語ることと事件を解くことが重なっていく、シリーズの外伝にあたる一冊。
2001年11月講談社ノベルス刊。収録作は「岸涯小僧」「泥田坊」「手の目」「古庫裏婆」と、その間に置かれた「多々良先生行状記」。著者記事の百鬼夜行シリーズ一覧と楽天ブックスの目次で確認した。
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