T大学大学院生の簑沢杜萌は、夏休みに帰省した実家で仮面の誘拐者に捕らえられる。杜萌も、別の場所に拉致されていた家族も無事だったが、実家にいたはずの兄だけがどこかへ消えてしまった。眩い光、朦朧とする意識。夏の日に起きた事件に隠された過去とは何か。『幻惑の死と使途』と同時期の出来事を、偶数章だけで描く対の一作。
1998年1月、講談社ノベルスより刊行(2000年11月講談社文庫)。S&Mシリーズ第7作で、前作『幻惑の死と使途』と同時期を描く対の作品。作品単独のWikipedia記事はないためシリーズ記事の書誌一覧で確認した。
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