五十年前、日本画家の香山風采は、息子の林水に家宝「天地の瓢」と「無我の匣」を残して密室のなかで謎の死を遂げた。決して開かない壺と、その中にあるはずの鍵。両者の関係は誰にも解かれないまま伝えられてきた。そして今度は林水が死体となって発見される。二つの死と家宝の言い伝えを、犀川と萌絵が同時に解いていく。
1997年4月、講談社ノベルスより刊行(2000年3月講談社文庫)。S&Mシリーズ第5作。作品単独のWikipedia記事はないためシリーズ記事の書誌一覧で確認した。受賞歴は確認できなかった。
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