「頼子が死んだ」。十七歳の愛娘を殺された父親は、通り魔事件として片づけようとする警察に疑念を抱き、ひそかに犯人を突き止めて刺殺し、自らは死を選ぶ——そう記した手記を残していた。整合しているはずのその記録を、名探偵・法月綸太郎が読み返していくと、小さなほころびが見つかる。著者の転機となった記念碑的作品。
1990年6月、講談社ノベルスより刊行(1993年講談社文庫、2017年新装版)。法月綸太郎シリーズ。作品単独のWikipedia記事はないため著者記事の著作一覧で確認した。
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