目撃された殺人と消えた犯人、目の前を落下する女、鍵を飲み込んだ被害者、雪の上の足跡。昭和から平成まで、時代の異なる五つの密室事件を収めた短編集。どの事件でも、行き詰まった現場にいつの間にか「密室蒐集家」と名乗る男が現れ、解決だけを置いて姿を消す。年を取らない探偵という枠を持たせた、不可能犯罪ばかりの一冊。
2012年10月、原書房〈ミステリー・リーグ〉より刊行(2015年11月文春文庫)。第13回本格ミステリ大賞(小説部門)受賞、『本格ミステリ・ベスト10』2013年版2位、『このミステリーがすごい!』2014年版15位。作品単独のWikipedia記事はないため著者記事の著作一覧・受賞歴で確認した。
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