小さな町の菓子店で、何者かが商品に毒入りチョコレート・ボンボンを混入させ、死者が出るという惨事が発生する。さらにその町の実業家が、自ら提案した心理学的テストの寸劇中に殺害されてしまう。透明人間のような風体の人物に、青酸入りの緑のカプセルを飲ませられて。不気味きわまりない犯行と、甚だしく食い違う目撃者の証言。副題に「心理学的殺人事件」を掲げた一作。
原著は1939年刊、副題は Being the psychologist's murder case。ギデオン・フェル博士ものの長編第10作であることをWikipedia日本語版で確認した。邦訳は三角和代訳の創元推理文庫版(2016年)を採用し、楽天ブックスの書誌で訳者・版元を確認した。
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