検察という組織の内側から、捜査の実態が描かれていく。誰を起訴し、誰を見送るのか。その判断は証拠だけで決まるわけではなく、組織の都合や上層部の意向が絶えず影を落としているのだ。しかも相手が大きくなるほど、正面から向き合うことは難しくなる。現役の弁護士である著者ならではの、法律実務に関する知識が全編を支えている。第四十回江戸川乱歩賞を受賞した長編である。
書名・著者・出版社・刊行年は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の書誌で、受賞歴はWikipedia日本語版「江戸川乱歩賞」の受賞作一覧で確認(2026-08-07照会)。あらすじは版元の紹介文およびWikipedia記事を参考にした独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。あらすじの典拠が見つからなかったため、内容の記述は書誌事項から確認できる範囲にとどめている。
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