エラリー・クイーンの「悲劇」三部作に、正面から挑戦してみせた趣向のミステリである。探偵役を務めるのは、聴覚を失った元俳優の片桐大三郎。彼と、彼を支える若い助手のコンビが、次々と持ち込まれる事件に取り組んでいく。原典の構造を踏まえながら、そこに軽妙な会話と現代的な設定を持ち込んでいるのが本作の面白さである。遊び心にあふれた、著者らしい一冊といえる。

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亜愛一郎の狼狽
亜愛一郎の狼狽
泡坂妻夫 / 東京創元社 / 1978年
菩提樹荘の殺人
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有栖川有栖 / 文藝春秋 / 2013年
探偵: 火村英生
冬のオペラ
冬のオペラ
北村薫 / 中央公論新社 / 1993年
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 1994年版 国内編 第6位
奇術探偵 曾我佳城全集
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泡坂妻夫 / 講談社 / 2000年
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2001年版 国内編 第1位
虚像の道化師
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東野圭吾 / 文藝春秋 / 2012年
探偵: 湯川学
メルカトルかく語りき
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麻耶雄嵩 / 講談社 / 2011年
探偵: メルカトル鮎
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2012年版 国内編 第7位
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書名・著者・出版社・刊行年は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の書誌で、受賞歴はWikipedia日本語版「このミステリーがすごい!」の受賞作一覧で確認(2026-08-07照会)。あらすじは版元の紹介文およびWikipedia記事を参考にした独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。

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