匣の中の失楽

竹本健治

講談社 / 1977年

推理小説マニアの大学生・曳間が、密室で殺害される。しかも仲間が書いている小説の予言どおりの形で。奇数章と偶数章で語られる世界が互いを小説として含み合い、どちらが現実なのか判然としないまま推理だけが積み上がっていく。現実と虚構の狭間に現れる五つの「さかさまの密室」とは何なのか。二十二歳の青年が書き上げ、「第四の奇書」とも呼ばれてきた伝説的な長編。

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雑誌『幻影城』1977年4月〜1978年2月連載の著者処女作。単行本は1978年7月に幻影城から刊行、1983年講談社文庫、1991年講談社ノベルス、2002年双葉文庫を経て2015年に講談社より新装版。発表年は連載開始年の1977年を採り、刊行元は現行の講談社とした。以上をWikipedia日本語版と楽天ブックスの書誌情報で確認。

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