中学の同窓会が開かれたことをきっかけに、当時の出来事が次々と掘り返されていくことになる。誰が何をして、誰が黙っていたのか。集められた手記や証言はそれぞれもっともらしく、それでいてどこかが噛み合わない。読者の思い込みそのものを利用する叙述の技巧で知られる著者の、代表的な長編の一つに数えられる作品である。
書誌(早川書房、1997年)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「折原一 著」による。初刊年1994年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。
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