アパルトマンの一室で、外出用の服を身につけ、血の池の中央にうつぶせに横たわっていた女の死体には、あるべき場所に首がなかった。ラルース家をめぐって連続して起こる殺人事件。警視モガールの娘である大学生ナディアは、現象学を駆使する奇妙な日本人・矢吹駆とともに事件の謎を追う。手がかりではなく事件の本質から犯人を導こうとする、笠井潔のデビュー長編。
『野性時代』1979年5月号に一挙掲載、同年7月に角川書店より書籍化。副題は「ラルース家殺人事件」。第6回角川小説賞受賞だが本DB未登録の賞のため受賞歴には登録していない。以上をWikipedia日本語版で確認。
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