亡くなった恋人を追悼するため東尋坊を訪れていたぼくは、何かに誘われるように断崖から墜落した——はずだった。ところが気がつくと、見慣れた金沢の街にいる。不可解な思いで自宅へ戻ったぼくを迎えたのは、見知らぬ「姉」だった。もしやここでは、ぼくは生まれなかった人間なのか。世界のすべてと折り合えない若さの影を描き切る、青春ミステリ。
2006年、新潮社より刊行。以上をWikipedia日本語版で確認。受賞歴は確認できなかった。
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