岬一郎は東京の下町に住むごく平凡な会社員だった。だが彼の体内では、本人も気づかないうちに不思議な力が育ちつつあった。同じころ町内では犬や猫が次々に死ぬ異常事態が起きている。公害を疑う住民たちの動きと、超常の力を得てしまった男の変化とが重なり合っていく長編である。力を得た個人と、それを持て余す共同体の関係を、下町の生活感のなかで描き切っている。
候補は日本語版Wikipedia「日本SF大賞」の受賞作一覧から機械抽出し、漫画・映像・評論の受賞作を除いて小説だけを採った。受賞年は同ページの回数と年の対応に拠る。書誌(読み・初刊版元・初出年)は国立国会図書館サーチで確認した。あらすじは楽天ブックス/楽天Koboの紹介文を下敷きに独自要約した。 あらすじは独自要約(コピペなし、結末の仕掛けには触れていない)。
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