ふたりの若い恋人が囚われの身となった夏の日は、引き伸ばされた一瞬となった。過去と未来をさまよう人間の愛と焦燥を技巧的に綴る表題作と「青ざめた逍遥」、狂騒に満ちた終末を描くデビュー作「逃走」、揺らぐ自己同一性を扱った「リアルタイム・ワールド」など、初期から円熟期までの代表作を収める。どの編でも、語られている出来事より語り方のほうが読者を惑わせるという著者の資質が徹底されている。

この作品が好きなら

蒲生邸事件
蒲生邸事件
宮部みゆき / 毎日新聞社 / 1996年
日本SF大賞 第18回受賞
アヌビスの門
アヌビスの門
ティム・パワーズ(訳: 大伴墨人) / 早川書房 / 1983年 / 海外
フィリップ・K・ディック賞 受賞「SFが読みたい!」ベストSF ベストSF1993 海外篇 第1位
カムパネルラ
カムパネルラ
山田正紀 / 東京創元社 / 2016年
「SFが読みたい!」ベストSF ベストSF2016 国内篇 第9位
鳥類学者のファンタジア
鳥類学者のファンタジア
奥泉光 / 集英社 / 2001年
「SFが読みたい!」ベストSF ベストSF2001 国内篇 第3位
八月の博物館
八月の博物館
瀬名秀明 / KADOKAWA / 2000年
「SFが読みたい!」ベストSF ベストSF2000 国内篇 第5位
夢幻諸島から
夢幻諸島から
クリストファー・プリースト(訳: 古沢嘉通) / 早川書房 / 2011年 / 海外
「SFが読みたい!」ベストSF ベストSF2013 海外篇 第1位
この作品からもっと探す →

候補は日本語版Wikipedia「SFが読みたい!」の各年ベスト10から機械抽出した。同誌の◯年版は前年刊行分のランキングのため、受賞歴は対象年で「ベストSF◯◯◯◯」と表記した。書誌(読み・初刊版元・邦訳初刊年・訳者)は国立国会図書館サーチと楽天ブックスで確認した。あらすじは楽天ブックス/楽天Koboの紹介文を下敷きに独自要約した。日本オリジナル編集の短編集のため、原題と発表年は表題作のものを採った。 あらすじは独自要約(コピペなし、結末の仕掛けには触れていない)。

当サイトは Amazon.co.jp アソシエイトおよび楽天アフィリエイトのプログラム参加者です。作品ページの購入リンクから商品が購入された場合、当サイトが紹介料を受け取ることがあります。