父を探して旅を続けるマサルと弟の菊丸は、マザーK市にたどり着く。そこは喋る鳥やヒゾムシ、ワナナキといった異形の生物が徘徊する未来都市だった。広告技術が暴走した果ての世界を、生物とも機械ともつかない造形で埋め尽くす。著者の作り上げた終末世界の集大成といえる長編である。広告と生物が見分けのつかなくなった風景そのものが、この小説の主役といえる。

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メルサスの少年
メルサスの少年
菅浩江 / 新潮社 / 1991年
星雲賞 日本長編部門受賞
深紅の碑文
深紅の碑文
上田早夕里 / 早川書房 / 2013年 / 全2巻 / 完結
「SFが読みたい!」ベストSF ベストSF2014 国内篇 第2位
鳥の歌いまは絶え
鳥の歌いまは絶え
ケイト・ウィルヘルム(訳: 酒匂真理子) / サンリオ / 1976年 / 海外
ヒューゴー賞 長編小説部門受賞
夢の蛇
夢の蛇
ヴォンダ・N・マッキンタイア(訳: 友枝康子) / サンリオ / 1978年 / 海外
ヒューゴー賞 長編小説部門受賞ネビュラ賞 長編小説部門受賞
宿借りの星
宿借りの星
酉島伝法 / 東京創元社 / 2019年
日本SF大賞 第40回受賞「SFが読みたい!」ベストSF ベストSF2019 国内篇 第2位
標本作家
標本作家
小川楽喜 / 早川書房 / 2023年
ハヤカワSFコンテスト 第10回大賞
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候補は日本語版Wikipedia「日本SF大賞」の受賞作一覧から機械抽出し、漫画・映像・評論の受賞作を除いて小説だけを採った。受賞年は同ページの回数と年の対応に拠る。書誌(読み・初刊版元・初出年)は国立国会図書館サーチで確認した。あらすじは楽天ブックス/楽天Koboの紹介文を下敷きに独自要約した。 あらすじは独自要約(コピペなし、結末の仕掛けには触れていない)。

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